年輪を重ねたTESA、ブランドの歴史、それは素晴らしさ、革新、ノウハウを積み上げました
非常に魅力的なブランドは世界にいくつかありますが、TESAはその一つです。
1941-通信用部品の製造に特化したAUTOFON AGの一子会社として、TELEPHONIE SAがスイス ローザンヌのレナン(Renens)に創立されました。 このTLEPHONIE SAの閉鎖がTESAとして知られる若い会社を生み出し、数々のビジネスの可能性を探求した後、TESAの最初のマイクロメータであるMINMETAL®の商品化に成功しました。この魅力的な測定工具は商業的に成功したばかりか、初めてこの新しいスイス・ブランドTESAを計測科学と深く関連付ける事となりました。

TESAの歴史のルーツである工場

MINMETAL®- TESAで開発された最初のマイクロメータ

1945- 親会社より大きく成長し、このブランドは完全に独立を果たし、正式にその名前をTESA SAに変更しました。

初期のワークショップ。パイオニア精神に充ち溢れ、それは現在でも継続しています。
1950- 時は流れましたが、新しいものへの探求心は休まることを知らず、創造性すら示すように見えました。その結果として、3点接触型のボア・ゲージ、内径測定器IMICRO(イミクロ)が発明されました。度々コピーされましたが決して同じ品質となることのないこの神話的なハンドツールは今でもTESAで製造されており、約100種類の製品で3.5-300mmの直径レンジをカバーしています。 
TESA IMICRO(テサ イミクロ)-傑出した製品寿命を備えています
1957- TESAはマイクロメータTESAMASTER®(マイクロマスター)を設計しました。 このマイクロメータは、内蔵の読み取り部を統合させた高精度の測定工具で、その機構は長い間支持され続けています。この年、TESAは計測製品の世界的リーダーであるBROWN & SHARPEとパートナーとなり、大西洋をまたいで協業することになりました。このパートナーシップはTESAにとって、米国市場開拓のきっかけとなりました。

高精度マイクロメータTESAMASTER®(テサマスター) ユニークな読み取り機構を備えています。
1967- TESAは長い間ロードアイランド州プロヴィデンスに位置していたアメリカの製造会社との運命に封をすることになっていました。この関係はスイス企業にとって新しい道を開く重要なステップで、成長を意図していました。TESAが初期から続く牧歌的なワークショップから現代的な工業ビルに移動した時、この変化が達成されました。後にレナン(Renens)に位置するこの建物は、増加するTESA製品への要求を満たすために建設され、今でもマネジメントや総務、マーケティング、IT、開発、ハイテク製造ユニット等の機能も集約されています。
1970- コンピュータ時代の到来と共にTESAは高精度の分野で発展を続け、これは最初の電気プローブの開発につながりました。現在では、いくつかの電気プローブは1/100ミクロンの違いを検出することが可能で、世界最高レベルの繰り返し精度を維持し続けています。

TESAの電子プローブは、1/100 ミクロンの変化を検出できます。
1975- マルチゲージング・システムの開発に特化した効果的なエンジニアリング・ユニットを造ることによって、再びTESAは寸法検査分野で新境地を開拓しました。これよりTESAは、自動車、航空、宇宙などの様々な製造業にアプローチできるようになり、TESAMODUL®マルチゲージング装置とそのシステムは幅広く使用され、満足できる結果を残しています。

マルチゲージングは、 スイス・ブランドにとって重要な出来事で、それ以来、最高品質を達成するカスタム・ソルーションを名門の製造業に提供することを志向するようになりました。
1977- デジタル表示のノギスTESA DIGIT-CAL®(テサ ディジットカル)が世界中で販売開始された年です。この新しいデジタルノギスは従来の作業習慣を少々混乱させましたが、TESAの競合を大きく引き離すこととなりました。 
TESA DIGIT-CAL®-初期のデジタル表示付きノギス
1983- TESAは、マルチゲージング・アプリケーションの為に開発された最初の工業用コンピュータ、CQC 200を紹介するために、パリで開催された機械工具の展示会、EMOを選びました。このモジュラーシステムは、製造分野で品質管理、統計的データ処理を確実にする為に製作されました。

The TESA CQC 200® マルチゲージング検査用の最初の工業用コンピュータユニット
1985- マルチゲージング・システムのファミリーとして、幅広い電子部品を含んだデータ・センタが開発された年です。TDC 2001は、ユーザーが品質検査を集中的に実施するために設計されました。この革新的な高性能機能は、自動車業界で特に興味をひかれました。 
TESA TDC 2001® 多数の電子部品を集積したデータセンター―当時、革新的なコンセプトと評価されました
1987 日本でテサ精密株式会社(現在、TESA株式会社)を東京に設立。
1989- TESA METROLOGY LTD(テルフォード、英国) は、ロンドンの国立物理研究所(NPL)で開発された、世界最初のレーザーベースのゲージブロック干渉計を商業化しました。このNPLとの成功した協業関係は続けられ、ゲージブロック干渉計は世界中の主要な校正機関の多くで使用されています。 
英国国立物理研究所(NPL)で開発され、TESA METROLOGY LTDで商品化された最初のレーザーベースのゲージブロック干渉計
1993- この年は世界的な景気後退の始まりで、重要な構造的改革が表明されました。他と同様TESAも合理性の必要性から逃れる事はありませんでした。それでも、3つ目のミレニアム(1000年)に向かう10年の間に、TESAは、競合であるMERCER LTD、MAUSERの子会社であるROCH FRANCE、COMPAC GENEVAを買収することによって市場での存在感を更に拡大しました。更に、最先端機械購入や製品設計・開発を加速するための強力なコンピュータシステムの為に大きな投資を実施しました。また、市場カバー率強化を目的として、TESA FRANCE SASをフランス・リネヴュユ(Luneville)に設立しました。現在、この関連会社は、ヨーロッパ向け製品の配送センターとなっています。 
時代とともに、現代的な製造ユニットが古いワークショップに取って代わりましたが、初期のパイオニア精神のみは弱まる事はありませんでした。
1995- TESAの検査室が、 スイス認可サービス(SAS:Swiss Accreditation Service)で正式に認可され(No. 051)、直後に、TESAはISO9001を取得しました。

1996- この年、TESAがマイクロメータを再発明したと言われました。現在80種類のモデルがあるMICROMASTERによって、スイスの会社が革新的な能力があることを証明しました。新しい可能性を秘めたシステム、CAPAµSYSTEM®は、マネジメントが効率と合理性を考え多額の投資をした最先端生産セルで設計されました。投資については、TESAが正当なスイス製造メーカであり、製品にスイス製(Swiss Made)レーベルを保証する為に支払わなければならない代価でした。

MICROMASTER®は現在約80種類のバージョンがあります。このデジタルマイクロは数々の国際特許で守られたCAPAµSYSTEMを使用しています。
1998- この年、IMICROを含む多くのハンドツールにCAPAµSYSTEMが搭載されました。

内径測定器IMICROファミリーは現在最新世代のエレクトロニクス搭載しています
1999- ノーブリス・オブリージュ。先駆者として、TESAは高い品質要求を満たすために、温度制御検査室を備えることになりました。 
新しい空調検査室
2001-創業60年を迎えたこの年、TESAは TESA-CAL® IP65の設計を終えました。このデジタルノギスは防水機能など高い保護機能を提供する為に設計され、最新の技術が使用されました。それはTESAの新しい特許MAGNAµSYSTEM®で、マグネティック・スケールに基づいた非磁性システムです。
この年BROWN & SHARPEは、世界中の顧客に技術と計測を提供しているHEXAGON ABグループに入りました。これはTESAにとって問題とはならず、以前と同様、製品強化、展開を続けることができました。良く知られたブランドCARYの買収は、そのゲージブロックを使用する時計工業に知られることになり、また米国ノース・キングスタウン(North Kingstown)に子会社を設立することも決定しました。

TESA-CAL® IP65 and IP67 TESAの技術MAGNAµSYSTEM(マグナ ミュー システム)を使用したデジタルノギス
2002- TESAは、ドイツ・シンシャイム(Sinsheim)で開催された第16回CONTROLに、ハイトゲージMICRO-HITE® plus Mを展示しました。有名なマイコンベースのハイトゲージの電動化により、メカニクスとエレクトロニクスの観点から最も高い品質のスタンダード製品となりました。 この年、TESAは、イタリア、ミラン近郊のコルマノ(Cormano)に、TESA TECHNOLOGY ITALIA srlを設立しました。 
TESA MICRO-HITE® plus M –ハイトゲージ製造においての最新の発展を示しました。
2003- ビジネスの成功は、変化するニーズに対応する能力に依存しています。TESAは非接触測定に向けて舵を取ることに決定し、英国テルフォード(Telford)中心であったCM部門の製造大半を統合することになりました。その後直ちに、画像測定器設計に特化したフランスのSUD MEASURESを買収しました。
高速円筒形状検査に使用されるTESA-SCAN®(テサスキャン)は、フルレンジのTESA-SCOPE®(テサスコープ:プロファイラ)と TESA-VISIO® (テサビジオ:画像測定器)と同様、スイス・レナン(Renens)の統合アセンブリーセルラインで現在製造されています。 
TESA-SCAN®, TESA-SCOPE® and TESA-VISIO®イラスト。TESAの新しく注力した画像測定器群

競争力を確実にしつつ、合理化要求に応えた新たなアセンブリ・セル生産がTESAスイス製ブランドを支えています。写真は、TESA-SCAN®(テサ スキャン)組立の最終工程です。

ビデオシステムを搭載したTESA-VISIO®のセル生産例です。
2004- 2004年は、TESAの技術者が3次元測定に全注力を注いだ年です。この特別な努力により、TESA MICRO-HITE 3D®(テサ マイクロハイト スリーディー)がスイスで最初に発売、続いてヨーロッパ、米国で発売されました。ヘキサゴン・メトロロジ(HEXAGON Metrology)グループ内での特権的な地位を活かし、TESAは、長い年月をかけて検証される生産技術を使用、非常に短期間でこの製品の開発を終了させました。また、製造ラインも徹底的に見直されました。スイス製レーベルを有しながらも、このマニュアルCMMは競合と異なり高いコストパフォーマンスを提供しています。TESAは同時に、現在TESASTAR®として知られるタッチ・プローブをラインアップに加える事により、プローブ製品のラインアップを拡張することができました。
TESA-CAL® IP 67(デジタルノギス テサカルIP67)の導入によって、TESAは頂点に到達しました。最高の保護レベルで、このデジタルノギスは極限状況のワークショップ状況で正確な測定を行なうことが可能です。 ヨーロッパ市場をよりいっそうケアするために、TESAベルギー・オランダのTESA BENELUX、ドイツにTESA DEUTSCHLAND、スペインにTESA TECHNOLOGY IBÉRICAの3つの支社を設立しました。更に、経済動向を鑑み、中国に販売とカスタマーサポートを行う事務所を持つようになりました。 
TESA MICRO-HITE 3D®(テサ マイクロハイト スリーディー) 高いコストパフォーマンスを提供するミッシング・リンク(失われた鎖の部分を埋めるもの)

タッチ・トリガー・プローブが現有の3次元向けTESA製品ラインアップに追加されました

新しいMICRO-HITE 3D®(マイクロハイト スリーディー)の製造ラインは、製造ユニットという観点から、世界での小型CMM生産の中で最も効率的な製造ラインを目指しました。
2005- TESAは依然として最先端に位置し、TESASTAR-mを設計しました。電動機能により、単なるプローブヘッドから洗練され完璧なレベルとなりました。また、この年にTESAは、TESASTAR製品のラインアップを拡張しました。自動プローブ交換の為のプローブラック、延長ロッド、プローブ、スタイラスなどの多くのアクセサリ、多くの計測ソフトウエアに対応するインターフェース・ユニットなどです。 小型3次元測定機MH3Dの電動化バージョン市場への参入とともに、TESAは3次元測定製品を拡張し続けます。
2006- 座標測定機の成功に基づき、TESAは、ほとんどの顧客ニーズに応える事の出来る数多くの完全な計測ソルーションを提供し続けるよう絶えず努力を続けていきます。
現在- スイス企業TESAは、5000種類以上の測定装置を生産し、市場投入し、世界中に製品流通させています。TESAの関連会社は全てデモセンター、技術サポート、アフターサービス機能を備えて、製品を販売するよう心がけています。また、TESAは市場カバー率を強化するために、代理店、販売店などの販売流通網を大切にしています。
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